為替介入

金融当局が極端に為替相場が動き、自国の経済に深刻なダメージを受けそうなとき、介入をします。ただ、日本の場合、介入をして一瞬反発しても、結局はトレンドを変えることができないケースがほとんどです。実際、今回の円高で口先介入(介入するぞ、と見せかけるだけ)も含めた数回の介入でも結局一時的には反発するものの、やはり76円前後を目指して円は上がり続けています。

 

また介入は基本他国と連携をする「協調介入」じゃないと功を奏さないといわれています。ドル円が76円をブレイクして史上最高値の75円代を5日間にわたってつけていた10月31日、日銀手動で単独介入をしましたが、このとき、多くの人が、「またか」「まあ、やってもそんなに動かないだろうな」と思っていたのですが、なんと!!その日の最高値1ドル75.57円から1日で79.50円と4円(400pips!!!)も動いたのを覚えている人も多いと思います。

 

これは市場の参加者がそうとうビビっていたのでしょうね。1ドル75円はさすがに高過ぎると考えていた人が多く、一気に円売りドル買いに走った。さらにドル売りポジを持っていた人のストップロスを次から次へと巻き込んだ結果でした。

 

おそらくこの2011年10月31日、ドル円が歴史上一番動いた日?かどうかよく分かりませんが、少なくとも2011年の1年では一番動いたであろう、この日にFXを辞めた人、撤退を余儀なくされた人、強制ロスカットで口座を凍結された人、が多いと思います。私はその日、本業が忙しく全くノーポジ(ポジションを持たないこと)だったので、翌日のNHKニュースで知ったときにびっくりしたくらいでしたから(79円!!)なんら影響ありませんでしたが、損した人は目もあてられないくらい損しましたね。当然、FXはゼロサムゲームなんで勝った人間もいますが。ということで介入も時にはなめてはあかん、てことですね。