原油高の影響

原油高の影響

オバマショックが起こっていますね。 米国大統領のオバマ氏の再選でNYダウは300ドル以上の暴落を記録しました。 その株価と連動してドルが売られてしまいました。

 

【NYダウ 米ドル/円日足 相関チャート】
WTI NYダウ 米ドル/円日足 相関チャート

 

なぜオバマショックが起こったのかというと、 オバマ氏が再選を果たしたことで、過去日本にあった「ねじれ国会」が米国議会でも継続することで 「財政の崖」が起き、その崖から米国経済が転落していってしまうのではないかという 市場の懸念を誘って暴落しているという構図です。

 

しかし、オバマ氏の再選というのは想定どおりの結果と思われますので、 オバマ氏が再選したということでドル売り円買いが発生するということには少し疑問がありますね。 米国大統領の対立候補であったロムニー氏が大統領となっていたらどうなっていたのでしょうか。 ロムニーサプライズで市場は逆方向に動いていたのかというとそれもなかなか考えにくいですね。

 

【米ドルインデックスチャート】
米ドルインデックスチャート

 

米ドルインデックスチャートを見ても大統領選挙の結果が出た直後はドルは売られましたが、 すぐに戻し逆にそるが変われる展開に戻ってます。さらにドル円では円も変われ、 円買い、ドル買いのいわゆる典型的なリスクオフ相場の様相が強くなってきました。

 

今回のオバマショックは、オバマ氏が再選を果たすために金融緩和をはじめとした色々と政策を打ってきていて その政策が功をなしており経済指標が立て続けに好結果が続いていたということから、 株式市場が米国の現状の経済状況よりも割高という状況が続いていたため、 オバマ氏再選による割高な米国株の調整が行われたとの見方もあります。

 

であれば、今後の株式市場は調整が続いていくことが予想されますし、 オバマ政権が掲げているドル安誘導は引き続き行われると思われますので、 今後のドル円が80円台を回復していくのは少し時間がかかりそうな予感がしますね。

 

財政の崖については、ねじれ国会で解消は難しいと思われますが、 米国経済の失墜は与党・野党とも避けたいところだと思いますので、 時間はかかりますが解消されていく方向であることは間違いありません。 伝説の相場師H氏の考えはどこに焦点があたっているのかは知らないですが、 うまく乗り越えていくんだろうと思われます。